新聞配達員
購読契約をしている家庭や職場などに新聞を配達する。
01概要
- 必要な免許・資格
- 特に不要(job tag)
- 持ち場
- 運ぶ運転免許が入口
- 就業者数(職業分類)
- 696,180 人国勢調査を job tag が加工
- 有効求人倍率(全国)
- 1.72 倍ハローワーク求人統計(令和7年度)
購読契約をしている家庭や職場などに新聞を配達する。
日本は世界で最も新聞発行部数が多く、新聞の普及率も世界でトップレベルとなっている。これは、読者の家庭や職場などに直接配達する戸別配達制度を採用しているからであり、日本の新聞の9割以上が新聞配達員の手で直接配達され、新聞の普及に役立っている。
新聞販売所の配達区域はいくつかのコースに分けられ、それぞれを配達員が担当する。朝刊は、一般的に午前6時過ぎまでに配り終えるようにコースが設定されており、配達する家庭の名前や順路、配達する新聞の種類が書かれた「順路帳」にしたがって配達する。系列のスポーツ紙や小中学生新聞、専門紙なども一緒に配達する。
販売所が地元の商店などと契約して配布する折り込み広告は、通常、前日までにセットされているので、配達員は出発前に折り込み広告を新聞にはさみ込んで一緒に配達する。また、雨の日に濡れないようにビニールで包む作業も行う。
そのほか、販売所によっては集金や読者を増やすための営業も行うことがある。
02仕事の内容(job tag のタスク)
定期購読をしている家庭や職場に新聞を配達する。
- トラックから新聞などを受け取る。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.381(5 段階)
- まとめた折り込み広告を新聞にはさみ込む。この作業をする人の割合 1%・重要度 4.068(5 段階)
- 雨の日は、ビニールに新聞を入れる。この作業をする人の割合 1%・重要度 4.042(5 段階)
- 区域ごとに配達部数を仕分けする。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.674(5 段階)
- 既定の経路をバイクや自転車を運転して移動する。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.741(5 段階)
- 順路帳に従い、個人の住宅や事業所に新聞を配達する。この作業をする人の割合 1%・重要度 4.385(5 段階)
- 新聞代を集金する。この作業をする人の割合 1%・重要度 4.077(5 段階)
- 順路帳の氏名、住所などを更新する。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.612(5 段階)
- 購読者からの連絡を受けて新聞の止め・入れを行う。この作業をする人の割合 1%・重要度 4.28(5 段階)
- 購読者からの要望や苦情に対応する。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.511(5 段階)
- 契約継続の案内をする。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.306(5 段階)
- 新規契約を勧誘する。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.514(5 段階)
- 顧客の帳簿付けをする。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.412(5 段階)
- 情報誌や自治体の資料を配達する。この作業をする人の割合 0%・重要度 3.095(5 段階)
- イベント券などを配布する。この作業をする人の割合 1%・重要度 1.929(5 段階)
- 試読紙を配布する。この作業をする人の割合 1%・重要度 2.725(5 段階)
- 古紙を回収する。この作業をする人の割合 1%・重要度 2.259(5 段階)
- 配達用のバイクの整備をする。この作業をする人の割合 1%・重要度 3.447(5 段階)
- 他の店舗の業務をサポートする。この作業をする人の割合 0%・重要度 2.28(5 段階)
03免許・資格
job tag は「特に学歴や資格は必要とされない」と記載しています。バイクで配る場合は、その車両に応じた運転免許が要ります。
運転したい車両や扱う設備から必要な免許・資格を調べるには、免許・資格チェックを使えます。
04なるには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。13歳以上の中学生でも親・中学校・労働基準監督署の同意・許可があれば、配達のアルバイトをすることができる。
朝刊配達は朝が早いほか、新聞は決められた時間内に配達しなければ商品価値が失われるため、雨や雪などの悪天候だから休むというわけにはいかず、責任感と体力が必要となる。
順路帳を早く覚えて効率良く配らなければならないほか、配達先によっては新聞の置場所を指定するところもあるので、記憶力や気配りも求められる。
05労働条件と法令
新聞販売所に雇用され勤務する。新聞販売所は、多くの場合、新聞の発行本社と新聞の販売・送達契約を結んでいる独立事業者で、特定の新聞社と契約を結んでいる「専売店」と、特定の新聞社の系統に属していながら、他紙も併用して扱うことができる「複合店」、複数の新聞社と契約を結んでいる「合売店」がある。
就業形態には正社員とパート・アルバイトがあり、パート・アルバイトの占める割合が高い。都市部では、配達の仕事をすることで新聞社・販売所の奨学金を受けながら大学・専門学校に通う学生もいる。
配達区域の広さや受け持ち軒数(都市部の場合150~300程度)によって異なるが、通常、新聞社から届いた朝刊に折り込み広告を入れて配り終えるまで、2~4時間かかる。夕刊の配達に2時間ほどかかるため、一日の労働時間は4~6時間である。配達時間は、朝刊であれば午前6時ごろまでに終わる。
新聞の休刊日は最も多い新聞でも年12回なので、配達員は交替で休日を取る。
早朝の時間帯に働くこと、悪天候でも配達を休めず、欠配(読者に新聞が届かないこと)、遅配(配達時間が遅れること)は避けなければならないなど厳しい面もある。
賃金は固定給、時給制、歩合制又はそれぞれの組み合わせなど配達店によって異なる。
新聞の紙媒体の発行部数デジタルサービスの進展に伴って減少傾向にあるが、高齢者の見守りサービスや犯罪抑制など、地域で新たな役割を期待されている。
06統計と仕事の性質
統計で見る(全国値)
| 項目 | 値 | 出典(job tag の掲載) |
|---|---|---|
| 賃金(年収) | 406.5 万円 | 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成 |
| 月の労働時間 | 163 時間 | 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成 |
| 平均年齢 | 46.3 歳 | 令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成 |
| 就業者数 | 696,180 人 | 令和2年国勢調査の結果を加工して作成 |
| 求人賃金(月額・全国) | 24.6 万円 | ハローワーク求人統計(令和7年度) |
| 有効求人倍率(全国) | 1.72 倍 | ハローワーク求人統計(令和7年度) |
job tag の数値データから
厚生労働省 job tag(職業情報データベース、数値系 2023年度更新分)は、その職業の就業者への調査で「どの程度当てはまるか」を 1〜5 の尺度で示した値です。回答者数が少ない職業は値が揺れます。
仕事の性質(当てはまりの強い順)
重要度の高い作業(job tag のタスク)
- 順路帳に従い、個人の住宅や事業所に新聞を配達する。
- 購読者からの連絡を受けて新聞の止め・入れを行う。
- 新聞代を集金する。
- まとめた折り込み広告を新聞にはさみ込む。
- 雨の日は、ビニールに新聞を入れる。
問われる知識
- 顧客サービス・対人サービス
- 輸送
- 販売・マーケティング
08出典と確認日
この職業ページで参照した資料
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)職業情報データベース 解説系 7.01・数値系 7.00
- 厚生労働省(統計は総務省・厚生労働省の調査を job tag が加工) 職業情報提供サイト(job tag)各職業ページの「統計データ」欄(全国値)
「どんな職業か」「就くには」「労働条件の特徴」は job tag の解説(解説系ダウンロードデータ ver.7.01、2019年度更新)からの引用です。法令の記述は確認日 2026年10月28日 時点で、本サイトが条文を確認したものだけを足しています。