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物流設備管理・保全

自動化・大型化が進む物流センターの機械設備を点検・保守・修理して、止まらない物流を支える仕事。機械の経験者が中途で入ることが多い職種です。

確認10.282026

01概要

必要な免許・資格
特に不要機械保全技能士・自主保全士などが関連資格
勤務の特徴
交替制が多い早番・遅番。土日勤務・繁忙期の残業も
入り口
機械の経験者が多い現場対応には 1 年以上の経験が目安
その先
専門職の道と管理の道技能を高めるか、マネジメントへ

物流設備管理・保全は、自動化・大型化が進む物流倉庫の設備の管理・保全を行う仕事で、マシンキーパーなどとも呼ばれます。設備保全には、故障した機械を修理する事後保全と、点検・修理・部品交換を計画的に行う予防保全があります(job tag)。

EC の拡大で物流倉庫の大型化と自動化が進み、少ない人員で多機能な設備を動かす現場が増えました。そのため設備を安定的に稼働させる管理・点検・保守の重要性が高まっている、というのが job tag の説明です。

02業務の流れ

  1. 定期的保全出荷設備の機能を保ち、使用年数を最大限に延ばすため、計画を立てて定期的に点検・整備します。
  2. 受入検査機械・器具・部品を受け入れる際に、物流センターの受入基準に合うかを検査します。
  3. 故障箇所の修復と再発防止故障の原因を分析し、同じ故障が繰り返されないよう事前の対策を講じます。
  4. 機具・部品・用材の管理保全に必要な部品や機具を保管・手配します。

03扱う車両・設備

車両・設備どんなものか・仕事との関わり
自動倉庫・コンベヤ・仕分け機・搬送ロボット物流センターの主要設備。状態監視や予知保全に AI を活用する取組みも進んでいます(job tag)。

04免許・資格

名称位置づけこの職業との関係・取得の条件
クレーン・移動式クレーンの運転(就業制限業務)法令で必要になる場合クレーンを操作する場合は、特別教育や技能講習が必要(job tag)。

運転したい車両や扱う設備から必要な免許・資格を調べるには、免許・資格チェックを使えます。車両の区分は免許区分の早見表にまとめています。

job tag が「関連資格」に挙げているもの(6 件)
  • 自主保全士
  • 特級機械保全技能士
  • 1級機械保全技能士
  • 2級機械保全技能士
  • 小型移動式クレーン運転技能者
  • クレーン運転特別教育

job tag の掲載をそのまま示したものです。法令上の必要・有利の区別はありません。

05勤務形態と法令の枠

物流センターは交替制勤務がほとんどで、早番と遅番などのシフト制で働きます。土日勤務もあり、突発的なトラブルで残業が生じることがあります。繁忙期は残業が多くなる傾向です(job tag)。

06働く環境

職場と人

職場は倉庫・物流センターで、就業者はほとんどが男性、年齢は 40 代以上が多い、と job tag は記しています。多くの関係者と連携するため、チームワークとコミュニケーション能力が求められます。

統計で見る(全国値)

項目値出典(job tag の掲載)
賃金(年収)571.2 万円令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成
月の労働時間160 時間令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成
平均年齢42.7 歳令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成
就業者数401,150 人令和2年国勢調査の結果を加工して作成
求人賃金(月額・全国)26 万円ハローワーク求人統計(令和7年度)
有効求人倍率(全国)5.63 倍ハローワーク求人統計(令和7年度)

job tag の数値データから

厚生労働省 job tag(職業情報データベース、数値系 2023年度更新分)は、その職業の就業者への調査で「どの程度当てはまるか」を 1〜5 の尺度で示した値です。回答者数が少ない職業は値が揺れます。

仕事の性質(当てはまりの強い順)

  • 空調のきいた屋内作業
  • 他者とのかかわり
  • 一般的な保護・安全装備の着用
  • 電子メール
  • 立ち作業
  • 電話での会話

重要度の高い作業(job tag のタスク)

  1. 機械の注油などメンテナンスをする。
  2. 設備・装置の定期点検をする。
  3. 修理用備品の在庫管理、発注をする。
  4. 不具合のあった機械を分解し、問題点を検討する。
  5. 生産遂行や品質を管理する。

問われる知識

  • 生産・加工
  • 機械
  • 公衆安全・危機管理

07キャリアの道筋

  • 設備保全担当機械関係の経験者の中途採用が多く、現場対応ができるまで 1 年以上の経験が目安です。
  • 専門職として技能を高める機械保全技能士(技能検定)や自主保全士などの資格を取る道。
  • マネジメントへ保全部門の管理職へ進む道があります。

09出典と確認日

この職業ページで参照した資料

  1. e-Gov 法令検索(政令・厚生労働省令) 労働安全衛生法施行令 第20条(就業制限に係る業務)/ 労働安全衛生規則 第36条(特別教育)・第41条 ・ 適用範囲: 令第20条第6・7・11・16号と、則第36条第5・5の4・19号を e-Gov の法令 API で確認。則第41条の別表第三(資格の種類)は表の要点を API で確認(機種の細かい範囲は原本で確認) ・ 確認日 2026年10月28日 ・ 確度 A(原本を確認)
  2. 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)職業情報データベース 解説系 7.01・数値系 7.00 ・ 適用範囲: 職業ごとの解説・タスク・仕事の性質(全国の就業者調査をもとにした職業分類単位の情報。個別の職場の条件ではない) ・ 確認日 2026年10月28日 ・ 確度 A(原本を確認)
  3. 厚生労働省(統計は総務省・厚生労働省の調査を job tag が加工) 職業情報提供サイト(job tag)各職業ページの「統計データ」欄(全国値) ・ 適用範囲: 令和7年賃金構造基本統計調査・令和2年国勢調査・ハローワーク求人統計(令和7年度)を job tag が職業分類単位で加工した全国値。ページ表示から機械抽出(data/raw/jobtag/web-stats-2026-10-28.json) ・ 確認日 2026年10月28日 ・ 確度 A(原本を確認)

確認日 2026年10月28日 時点の内容です。法令・試験日程・手数料は改正・変更されることがあるため、受験・就業の前に各実施団体や条文で最新を確認してください。